このセクションにある 9,396 件のレコードは、その大半が公表値ではなく再構成した推計です。このページでは、それぞれの種類の数値がどのように導かれ、どこまで信頼できるのかを説明します。
すべて Epoch AI によるものです。AI の歩みを追跡する独立研究機関で、データセットを CC BY 4.0 ライセンスで公開しています。このライセンスは、出典と著者を明示することを条件に、再利用・再配布・複製を認めています。その表示は本セクションの各ページに、該当するデータのすぐそばに掲載しています。
ここにあるものはいずれも同機関のサイトをスクレイピングしたものではありません。各データセットは同機関がダウンロード用に公開しているファイルから取得し、データベースに正規化したうえで、個別ページとして再公開しています。研究は同機関のもの、構成・相互リンク・文章は当サイトのものです。
学習に用いた計算量は、研究所から公表されることはほとんどありません。使用ハードウェアから再構成する(チップ数にスループット、学習期間、稼働率係数を掛ける)か、アーキテクチャとデータセット規模から推定します。どちらの方法で得た数値かは、各モデルのレコードに明記しています。
データセンターの容量と電力は、建設許可、衛星画像、電力購入契約、チップ発注、報道された支出から求めています。指標によりますが、おおむね 1.4〜1.6 倍の不確実性を伴います。900 MW と記載された拠点が、実際には 600 や 1,400 である可能性も十分にあります。
チップの供給量と保有量は、決算資料、出荷データ、サプライチェーンの生産能力からモデル化しています。中央値に第 5 パーセンタイルと第 95 パーセンタイルの幅を添えて公表されており、中央の値だけに丸めず 3 つとも保存しています。
企業の財務数値は、提出書類ではなく報道から得ています。これらの企業の多くは非上場だからです。同じ四半期でも媒体ごとに異なる数字が報じられるため、各報道を単一の系列に平均せず、日付付きの個別データ点として保持しています。企業ページの主要数値は単に最新の報道であり、その日付も併記しています。
Epoch は各データセンターの住所を公開していますが座標は公開しておらず、同機関の地図はブラウザ側で解決しています。そのため計算資源マップでは、それらの住所を OpenStreetMap に対してジオコーディングし、どこまで特定できたかを記録しています。建物、通り、地区、市町村、あるいは郡までです。一部の拠点は郵便住所ではなく工事内容の記述しかないため、レコードに記載された市町村から配置し、それ以上に精密であるとは決して示しません。
候補となる一致はいずれも国と照合し、米国内ではさらに住所から解析した州とも照合して、食い違えば棄却します。この確認がないと、別の州にある同名の通りが、ギガワット級の拠点を何の警告もなく移動させてしまいます。GPU クラスタの座標は Epoch 自身のエクスポートに含まれるものを、公開されたまま使用しています。
帰属情報、つまりデータセンターの所有者やその計算資源の利用者には、明示的な確信度タグを付けています。confident、likely、speculative の 3 種です。これらのタグはレコードに保持し、そのまま表示します。「マイクロソフトが所有していると思われる」と「マイクロソフトが所有している」は別の主張だからです。
同じことがモデルのレコードにも当てはまり、項目全体に対する確信度の評価が付いています。GPU クラスタにも確度のフィールドがあり、何が争点になっているかを説明する注記が付くことも少なくありません。数値にパーセンタイルの幅がある場合はその幅も保存し、数値が欠けている場合は推測せず何も述べません。
Epoch は頻繁に再公開しており、週単位で変わるデータセットもあります。本サイトは同機関の公開ファイルから再同期し、各レコードは取得した日付を保存しています。これが各ページ下部の出典行に表示される日付です。ここの数値が同機関のものと食い違う場合、まず確認すべきはこの取得日です。